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擾乱
ふりがな文庫
“擾乱”のいろいろな読み方と例文
旧字:
擾亂
読み方
割合
じょうらん
89.8%
ぜうらん
5.1%
じようらん
3.4%
かきみだ
1.7%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じょうらん
(逆引き)
波は岩を、岩は波を噛んで、ここに
囂々
(
ごうごう
)
、
淙々
(
そうそう
)
の音を
成
(
な
)
しつつ、再び変圧し、転廻し、
捲騰
(
けんとう
)
し、
擾乱
(
じょうらん
)
する豪快無比の壮観を現出する。
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
擾乱(じょうらん)の例文をもっと
(50作品+)
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ぜうらん
(逆引き)
日中は軽やかに声を立てる者も無い。何所を見ても、
擾乱
(
ぜうらん
)
し
困憊
(
こんぱい
)
してゐて、その中に、一脈の静寂の気も漂つて居るのが感じられる。
秋の第一日
(新字旧仮名)
/
窪田空穂
(著)
擾乱(ぜうらん)の例文をもっと
(3作品)
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じようらん
(逆引き)
尚ほ烈しい
擾乱
(
じようらん
)
を惹き起すのである
智恵子抄
(新字旧仮名)
/
高村光太郎
(著)
擾乱(じようらん)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
かきみだ
(逆引き)
穏
(
おだやか
)
な僕の心は急に
擾乱
(
かきみだ
)
され、僕は
殆
(
ほと
)
んど父の真意を知るに苦しみ、返書を出して責めて今一年、卒業の日まで
此
(
この
)
儘
(
まま
)
に仕て置いて
貰
(
もら
)
おうかと思いましたが、思い返して直ぐ上京しました。
運命論者
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
擾乱(かきみだ)の例文をもっと
(1作品)
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“擾乱”の解説
地球の大気圏では自転などの影響で常に対流が起こっている。その中でも、普通の動きとは違い、時間とともに刻々と変化する比較的小さな乱れが常に発生している。このように大気が乱れる現象を気象学では擾乱(じょうらん)と呼んでいる。観応の擾乱など騒乱の意味合いと区別し、気象学における擾乱であることを明確にするため、気象擾乱と呼ぶこともある。
(出典:Wikipedia)
擾
漢検準1級
部首:⼿
18画
乱
常用漢字
小6
部首:⼄
7画
“擾乱”で始まる語句
擾乱策
擾乱渦動
検索の候補
擾乱策
擾乱渦動
政事的擾乱
政治的擾乱
乱擾
昏迷乱擾
“擾乱”のふりがなが多い著者
ヴィクトル・ユゴー
ロマン・ロラン
小栗虫太郎
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
伊波普猷
北原白秋
林不忘
魯迅
柳宗悦
エドガー・アラン・ポー