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かきみだ
ふりがな文庫
“かきみだ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
掻乱
62.5%
攪乱
20.8%
掻亂
4.2%
掻攪
4.2%
擾乱
4.2%
攪亂
4.2%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
掻乱
(逆引き)
倒れながら
屹
(
きっ
)
とその
面
(
おもて
)
を上げると、翼で群蝶を
掻乱
(
かきみだ
)
して、白い
烟
(
けぶり
)
の立つ中で、鷲は
颯
(
さっ
)
と舞い上るのを、血走った目に
瞶
(
みつ
)
めながら少年は
衝
(
つ
)
と立った。
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
かきみだ(掻乱)の例文をもっと
(15作品)
見る
攪乱
(逆引き)
声をかけて置いて、
熟
(
じっ
)
と聞き耳を立てたが、
吾声
(
わがこえ
)
の
攪乱
(
かきみだ
)
した雑木山の
静寂
(
せいじゃく
)
はもとに
復
(
か
)
えって、
落葉
(
おちば
)
一つがさとも云わぬ。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
かきみだ(攪乱)の例文をもっと
(5作品)
見る
掻亂
(逆引き)
更
(
さら
)
に
積
(
つも
)
りつゝある
大粒
(
おほつぶ
)
な
雪
(
ゆき
)
が
北
(
きた
)
から
斜
(
なゝめ
)
に
空間
(
くうかん
)
を
掻亂
(
かきみだ
)
して
飛
(
と
)
んで
居
(
ゐ
)
る。おつぎは
少時
(
しばし
)
立
(
た
)
ち
悚
(
すく
)
んだ。
大粒
(
おほつぶ
)
な
雪
(
ゆき
)
を
投
(
な
)
げつゝ
吹
(
ふ
)
き
落
(
お
)
ちる
北風
(
きたかぜ
)
がごつと
寒
(
さむ
)
さを
煽
(
あふ
)
つた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
かきみだ(掻亂)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
掻攪
(逆引き)
何でも熱海を
掻攪
(
かきみだ
)
して、
一時
(
ひときり
)
お遊びになりましたものと見えます。
わか紫
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
かきみだ(掻攪)の例文をもっと
(1作品)
見る
擾乱
(逆引き)
穏
(
おだやか
)
な僕の心は急に
擾乱
(
かきみだ
)
され、僕は
殆
(
ほと
)
んど父の真意を知るに苦しみ、返書を出して責めて今一年、卒業の日まで
此
(
この
)
儘
(
まま
)
に仕て置いて
貰
(
もら
)
おうかと思いましたが、思い返して直ぐ上京しました。
運命論者
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
かきみだ(擾乱)の例文をもっと
(1作品)
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攪亂
(逆引き)
それが日を經る、月を越すに從つて段々と重く
濃
(
こまや
)
かになつて、頭の中を
攪亂
(
かきみだ
)
し引つ括めやうとする。軈がて周三は、此の考に取ツ付いてゐるのが苦しくなつて來た。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
かきみだ(攪亂)の例文をもっと
(1作品)
見る
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