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こうらん
ふりがな文庫
“こうらん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
勾欄
46.5%
攪乱
28.2%
高欄
11.3%
紅蘭
5.6%
高覧
4.2%
好乱
1.4%
鉤闌
1.4%
閎覧
1.4%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
勾欄
(逆引き)
そう云う時平は、これも正体なく酔っていて、車が
勾欄
(
こうらん
)
の
際
(
きわ
)
へぴったりと引き寄せられても、そこまで歩いて行くことさえ困難に見えた。
少将滋幹の母
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
こうらん(勾欄)の例文をもっと
(33作品)
見る
攪乱
(逆引き)
あえてこの
寂
(
さび
)
のついた庭の面を荒すというようなことはありませんでしたが、不意に、二つの珍客が舞い込んで
攪乱
(
こうらん
)
しました。
大菩薩峠:34 白雲の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
こうらん(攪乱)の例文をもっと
(20作品)
見る
高欄
(逆引き)
真夜中に、仁王門の
高欄
(
こうらん
)
の上から、まるで石川五右衛門みたいに、人間豹が
頬杖
(
ほおづえ
)
をついて、
仲見世
(
なかみせ
)
の通りを見おろしていたという怪談もあった。
人間豹
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
こうらん(高欄)の例文をもっと
(8作品)
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▼ すべて表示
紅蘭
(逆引き)
これが若い時は
閨秀
(
けいしゅう
)
詩人で鳴らした
紅蘭
(
こうらん
)
女史であった。紅蘭が無月の
洒落
(
しゃれ
)
をいっても、奥で、笑いもせずにいる
霊芝
(
れいし
)
みたいな人間は、むろん
慷慨
(
こうがい
)
詩家、
梁川星巌
(
やながわせいがん
)
なのである。
田崎草雲とその子
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
こうらん(紅蘭)の例文をもっと
(4作品)
見る
高覧
(逆引き)
ですから、これよりおもむろにご
高覧
(
こうらん
)
に
供
(
きょう
)
します。……せいてはことを仕損ずる。……まあまあ、手前の凧あげでも見ておいでなさい。……仙波阿古十郎、これから凧をあげます。
顎十郎捕物帳:07 紙凧
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
こうらん(高覧)の例文をもっと
(3作品)
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好乱
(逆引き)
これを賞めるに
吝
(
やぶさ
)
かでないが、依然、武力を行使し、侵略を事とし、魏を攻めんなどとする志を持つに至っては、まさに、救うべからざる
好乱
(
こうらん
)
の賊子、蜀の
粟
(
ぞく
)
を
喰
(
くら
)
って蜀を亡ぼす者でなくてなんぞ。
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
こうらん(好乱)の例文をもっと
(1作品)
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鉤闌
(逆引き)
ええ、何んでも
此処
(
ここ
)
は、
蛄
(
けら
)
が
鉤闌
(
こうらん
)
の下に月に鳴く、
魏
(
ぎ
)
の
文帝
(
ぶんてい
)
に
寵
(
ちょう
)
せられた
甄夫人
(
けんふじん
)
が、
後
(
のち
)
におとろえて幽閉されたと言うので、
鎖阿甄
(
あけんをとざす
)
。とあって、それから
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
こうらん(鉤闌)の例文をもっと
(1作品)
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閎覧
(逆引き)
切に
冀
(
こいねがわ
)
くは世の
閎覧
(
こうらん
)
博物の君子、指教を
吝
(
おし
)
まず我儕の足らざるを補ひ、以て世に益するあらば幸甚。
『東洋自由新聞』第一号社説
(新字旧仮名)
/
中江兆民
(著)
こうらん(閎覧)の例文をもっと
(1作品)
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