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高欄
ふりがな文庫
“高欄”の読み方と例文
読み方
割合
こうらん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうらん
(逆引き)
ただ
僅
(
わずか
)
に残って、今にそびえる天守閣の正しい均斉、その
高欄
(
こうらん
)
をめぐらし、各層に屋根をつけた
入母屋
(
いりもや
)
作りのいらか、その
白堊
(
はくあ
)
の城。
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
真夜中に、仁王門の
高欄
(
こうらん
)
の上から、まるで石川五右衛門みたいに、人間豹が
頬杖
(
ほおづえ
)
をついて、
仲見世
(
なかみせ
)
の通りを見おろしていたという怪談もあった。
人間豹
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
遠くの
高欄
(
こうらん
)
をちらと行く侍女やら
上﨟
(
じょうろう
)
の美しさも、都振りそッくりを、この伊吹の
山城
(
やまじろ
)
へ移し植えたとしか思えない。
私本太平記:01 あしかが帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
高欄(こうらん)の例文をもっと
(8作品)
見る
“高欄”の意味
《名詞》
宮殿や社寺の外廊下にある上段が反り返った欄干。勾欄。
椅子の肘掛け。
(出典:Wiktionary)
高
常用漢字
小2
部首:⾼
10画
欄
常用漢字
中学
部首:⽊
20画
“高”で始まる語句
高
高価
高輪
高尚
高麗
高野
高嶺
高原
高山
高邁
“高欄”のふりがなが多い著者
吉川英治
江戸川乱歩
紫式部
北原白秋