トップ
>
白堊
ふりがな文庫
“白堊”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はくあ
82.8%
しろつち
6.9%
しらかべ
3.4%
チョーク
3.4%
しらつち
1.7%
しろかべ
1.7%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はくあ
(逆引き)
ただ
僅
(
)
に残って、今にそびえる天守閣の正しい均斉、その
高欄
(
)
をめぐらし、各層に屋根をつけた
入母屋
(
)
作りのいらか、その
白堊
(
)
の城。
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
白堊(はくあ)の例文をもっと
(48作品)
見る
しろつち
(逆引き)
わが滿身の鮮血は
蕩
(
)
け散りて氣となり、この天この水と同化し去らんと欲す。われは小兒の如く啼きて、涙は兩頬に垂れたり。市に大なる
白堊
(
)
の屋ありて、波はその
礎
(
)
を打てり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
白堊(しろつち)の例文をもっと
(4作品)
見る
しらかべ
(逆引き)
さうして
白堊
(
)
にしておくと、始終剥げたり落ちたりして、修繕が面倒だからと、後の方だけは一面に燒板を張つて了つた。
太政官
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
白堊(しらかべ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
チョーク
(逆引き)
カルクマンはドイツ語で「
白堊
(
)
の人」という意味だ。これは分った。だが、「オプフェル」はなにを意味するのだろう? これこそ、現在の状態を解く鍵だ。
秘密礼拝式
(新字新仮名)
/
アルジャーノン・ブラックウッド
(著)
白堊(チョーク)の例文をもっと
(2作品)
見る
しらつち
(逆引き)
園をかこめる低き
鉄柵
(
)
をみぎひだりに結いし
真砂路
(
)
一線に長く、その果つるところに
旧
(
)
りたる石門あり。入りて見れば、しろ
木槿
(
)
の花咲きみだれたる奥に、
白堊
(
)
塗りたる
瓦葺
(
)
の高どのあり。
文づかい
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
白堊(しらつち)の例文をもっと
(1作品)
見る
しろかべ
(逆引き)
綺麗に刈込んだ
樫
(
)
の垣を前に、後に深い杉の森を
繞
(
)
らし、数多い
白堊
(
)
の土蔵の夕日に照されてゐるのが常に遠く街道から
指
(
)
された。
ある僧の奇蹟
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
白堊(しろかべ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“白堊(チョーク(岩石))”の解説
チョーク (chalk) は、未固結の石灰岩のこと。イギリスのドーバー海峡周辺で崖をつくる厚い地層のことで、円石藻の化石(炭酸カルシウムのココリス)から成る。
日本語では白亜(はくあ、白堊とも)という。日本では地層が堆積した年代から、白亜紀の語源となったほか、黒板に用いるチョーク(白墨)の語源にもなっている。
(出典:Wikipedia)
白
常用漢字
小1
部首:⽩
5画
堊
漢検1級
部首:⼟
11画
“白堊”の関連語
白亜
“白堊”で始まる語句
白堊館
白堊紀
白堊塗
白堊岩
白堊造
検索の候補
白堊館
白堊紀
白堊塗
白堊岩
白堊造
“白堊”のふりがなが多い著者
ヴィクトル・ユゴー
三島霜川
橘外男
亀井勝一郎
上司小剣
ギ・ド・モーパッサン
吉行エイスケ
谷譲次
小島烏水
パウル・トーマス・マン