“はくあ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
白堊94.3%
白亜3.8%
白鴉1.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中尉の記録中に、右手に墓場を眺めつつ進んでゆくとやがて左手に、白堊はくあの崇厳なる大殿堂がそびえ立っているという部分があります。
ウニデス潮流の彼方 (新字新仮名) / 橘外男(著)
みどりの沃野よくやにかこまれた「古い近代都市」のところどころに名ある建物がそびえ、水面に小蒸汽がうかび、白亜はくあの道を自動車が辿り、この刹那凝然としているストックホルムのうえに
踊る地平線:05 白夜幻想曲 (新字新仮名) / 谷譲次(著)
寶鼎はうてい金虎きんこそんし、芝田しでん白鴉はくあやしなふ。一瓢いつぺう造化ざうくわざうし、三尺さんじやく妖邪えうじやり、逡巡しゆんじゆんさけつくることをかいし、また頃刻けいこくはなひらかしむ。
花間文字 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)