白亜はくあ)” の例文
部屋の広さは十坪以上もあろうか、天井も壁も良質の白亜はくあで塗装せられ、天井には大きなグローブが三つもついていて、部屋に蔭を生じないようになっていた。
四次元漂流 (新字新仮名) / 海野十三(著)
みどりの沃野よくやにかこまれた「古い近代都市」のところどころに名ある建物がそびえ、水面に小蒸汽がうかび、白亜はくあの道を自動車が辿り、この刹那凝然としているストックホルムのうえに
踊る地平線:05 白夜幻想曲 (新字新仮名) / 谷譲次(著)