“白堊館”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はくあかん66.7%
ホワイトハウス16.7%
ホワイト・ハウス16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これはこので一番人の目に立つ雄大な二階立にかいだち白堊館はくあかん、我が懐かしき母校である。盛岡中学校である。巨人? さうだ、慥かに巨人だ。
葬列 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
こんなぽつちりした俸給では、定めし生活くらしむつかしからうといふ訳でもあるまいが、白堊館ホワイトハウスの家賃だけは、別に取立てない事にしてある。
その大意は白堊館ホワイト・ハウスの秘書課から合宿所宛に送られた激励文に従つて、作詞されたものといふ噂であつたが、彼等にとつては寧ろ皮肉の痛手を覚えずには居られなかつた。
サクラの花びら (新字旧仮名) / 牧野信一(著)