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擾乱
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ぜうらん
ふりがな文庫
“
擾乱
(
ぜうらん
)” の例文
旧字:
擾亂
日中は軽やかに声を立てる者も無い。何所を見ても、
擾乱
(
ぜうらん
)
し
困憊
(
こんぱい
)
してゐて、その中に、一脈の静寂の気も漂つて居るのが感じられる。
秋の第一日
(新字旧仮名)
/
窪田空穂
(著)
桜田事件、寺田屋事件、大和、生野義挙、蛤御門の変、水戸天狗党の
擾乱
(
ぜうらん
)
——かう並べて考へてみると、それらの討幕テロの企てには共通した誤りがあつた。
二千六百年史抄
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
擾乱
(
ぜうらん
)
は
水面
(
すゐめん
)
に起つ。
畑の祭
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
“擾乱”の解説
地球の大気圏では自転などの影響で常に対流が起こっている。その中でも、普通の動きとは違い、時間とともに刻々と変化する比較的小さな乱れが常に発生している。このように大気が乱れる現象を気象学では擾乱(じょうらん)と呼んでいる。観応の擾乱など騒乱の意味合いと区別し、気象学における擾乱であることを明確にするため、気象擾乱と呼ぶこともある。
(出典:Wikipedia)
擾
漢検準1級
部首:⼿
18画
乱
常用漢字
小6
部首:⼄
7画
“擾乱”で始まる語句
擾乱策
擾乱渦動