“国頭”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くにがみ45.5%
クニガミ36.4%
くんじゃん9.1%
くんちゃん9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
沖縄の方では国頭くにがみにもまた先島諸島にも、ニライソコという言葉が残っており、前者に至ってはニライソコモイは鼠のことであった。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
「花売の縁」は、首里の士族森川モリカハシーが零落して妻子を首里に残し、自分は国頭クニガミといふ田舎——昔の奥州といつた所——へ働きに行く。
組踊りの話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
そこで首里の方では島尻しまじり地方から来た連中を真和志まわし平等ひらに置き、中頭なくがみ地方から来た連中を南風はえの平等に置き、国頭くんじゃん地方から来た連中をにしの平等に置き
ユタの歴史的研究 (新字新仮名) / 伊波普猷(著)
カワラはもとカハラで、地方によっては訛ってガハナ(カハナ)とも呼んだもののごとく、島袋源七君の『山原やんばるの土俗』収むる国頭くんちゃんの民謡に
八坂瓊之曲玉考 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)