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裨益
ふりがな文庫
“裨益”の読み方と例文
読み方
割合
ひえき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひえき
(逆引き)
翰は平生手紙をかくにも、むずかしい漢文を用いて、同輩を困らせては喜んでいたが、それは他日
大
(
おおい
)
にわたしを
裨益
(
ひえき
)
する所となった。
梅雨晴
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
ゆえに筆者はにんじゅつの真なる発祥と、その流祖の
煙滅
(
えんめつ
)
に
瀕
(
ひん
)
せる事跡を記し、もって世道人心に
裨益
(
ひえき
)
するところあらんと決心したのである。
艶妖記:忍術千一夜 第一話
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
ゆえに、これを講述するは、哲学ならびに心理学研究に志ある者に、
裨益
(
ひえき
)
するところあるは明らかなり。これ、余が妖怪学の講義を始むるゆえんなり。
妖怪学
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
裨益(ひえき)の例文をもっと
(19作品)
見る
“裨益”の意味
《名詞》
補い助けとなること。
(出典:Wiktionary)
裨
漢検1級
部首:⾐
13画
益
常用漢字
小5
部首:⽫
10画
“裨”で始まる語句
裨補
裨将
裨治文
裨
裨諶
“裨益”のふりがなが多い著者
村井弦斎
鈴木大拙
金田鬼一
井上円了
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
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新村出
佐々木邦
福沢諭吉