“水月”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すいげつ36.4%
みずおち18.2%
みぞおち18.2%
くらげ9.1%
すゐげつ9.1%
みづおち9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あがりぎわに一枚引きめくって来たの板をぶらさげて、泰軒は半眼をうっとりと眠ってでもいるよう……自源流水月
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
口中にも、眼瞼にも、喉にも、胸にも、なんの変化もなく、なお念入りに見た耳の穴にも、水月にも、変死らしい様子は少しもありません。
平馬を、水月に一本入れて、その場に絶気させた雪之丞が、稲塚の方へ突進して行ったときには、もう三町も先きを、黒い影が、風のように、煙のように駆け去っているのだった。
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
そのくせ指頭に挾んだら隠れる位の小さな薄さで、また水月のような柔かさを具えていた。じっと見ていると、山田は胸が苦しくなって来た。
掠奪せられたる男 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
承塵水月のかげのぼるとき鼠は居りきだして
黒檜 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
口中にも、眼瞼にも、喉にも、胸にも、何んの變化もなく、尚ほ念入りに見た耳の穴にも、水月にも、變死らしい樣子は少しもありません。