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水月
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みぞおち
ふりがな文庫
“
水月
(
みぞおち
)” の例文
平馬を、
水月
(
みぞおち
)
に一本入れて、その場に
絶気
(
ぜっき
)
させた雪之丞が、稲塚の方へ突進して行ったときには、もう三町も先きを、黒い影が、風のように、煙のように駆け去っているのだった。
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
おせいは
水月
(
みぞおち
)
に切りこむようにこみ上げてくる痛みを、帯の間に手をさしこんでじっと押えた。父はおせいのあまりに思い入った様子に思わず
躊
(
ため
)
らって、しばらくは言葉をつぐこともできなかった。
星座
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
“水月”の意味
《名詞:すいげつ》
水 月(すいげつ)
水と月。
水面に映る月。
人体の急所。みぞおち。
軍陣で両陣が接近してにらみ合うこと。
《名詞:くらげ》
水 月(くらげ)
くらげ
(出典:Wiktionary)
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
月
常用漢字
小1
部首:⽉
4画
“水月”で始まる語句
水月楼