“素読”のいろいろな読み方と例文
旧字:素讀
読み方割合
そどく97.2%
ソドク2.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その漢学者からは捨吉もまだ少年の時分に詩経しきょう素読そどくなぞを受けたことのある人だ。茶の間の柱のところへも行ってりかかって見た。
桜の実の熟する時 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
十八史略までは素読そどくを授かった覚えのある七兵衛は、「我をして洛陽負郭二頃らくようふかくにきょうでんあらしめば、いずくんぞよく六国の相印しょういんびんや」
大菩薩峠:22 白骨の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
素読ソドクハ オ休ミスル
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)