“主立”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おもだ87.5%
おもだち12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この競技会の審査員は学芸員の人々また、実技家の主立おもだった人々で、私もその一人でありました。で、いよいよ審査することになると、審査員は困りました。
年の初に前將軍徳川秀忠ひでたゞの葬儀が濟んで、忠之が下國した時、主立おもだつた諸侍は皆箱崎まで迎に出たのに、利章一人は病氣と稱して城下のやしきに閉ぢこもつて出なかつた。
栗山大膳 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
一、敵手あいての中の主立おもだちたる一人は黒田藩の指南番浅川一柳斎と名乗り、五十前後の長身にて、骨柄逞ましき武士なること。
斬られたさに (新字新仮名) / 夢野久作(著)