“おもだち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
面立66.7%
重立25.0%
主立8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やがてまたうたたねが途中に入って来た——鋭く顔を刺して面立おもだちをこわばらせる、塩からい糠雨ぬかあめに妨げられながら。……彼がすっかり目をさました時には、もう夜が明けていた。
町役人の重立おもだちが、こう言って同心手付の方へ気を兼ねながら、心配そうに藤吉を見上げた。が
一、敵手あいての中の主立おもだちたる一人は黒田藩の指南番浅川一柳斎と名乗り、五十前後の長身にて、骨柄逞ましき武士なること。
斬られたさに (新字新仮名) / 夢野久作(著)