“驚嘆”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きょうたん75.0%
きやうたん10.7%
おどろき7.1%
きようたん3.6%
ワンダフル3.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もうわたしもおとぎ話にあるわかいはつかねずみのように、見るもの聞くものが驚嘆きょうたん恐怖きょうふたねになるというようなことはなかった。
かたをはると、水兵等すいへいら驚嘆きやうたんかほ見合みあはせ、勇烈ゆうれつなる虎髯大尉こぜんたいゐは、よろこおどろきの叫聲さけびをもつて倚子ゐすよりちて、松島海軍大佐まつしまかいぐんたいさおもてると
真の驚嘆おどろきはこれから云う不思議な鐘声の技巧にあるのですが、その前にちょっと断っておきたいのは、例の鐘楼に起った跫音なのです——実にあれが
聖アレキセイ寺院の惨劇 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
ですからもし博物館はくぶつかん詳細しようさいつたならば、中學校ちゆうがつこう大學だいがくなどに入學にゆうがくしなくとも、ひとりで學問がくもん出來できるであらうとおもはれるぐらゐに、すべてに完備かんびしてゐるのにはまったく驚嘆きようたんせられます。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
この映写幕には、米国側の来賓もたいへん驚かれたらしく、驚嘆ワンダフルすべき発明であると言っておられた。そのあと三十分ばかり、幻燈で人工雪の写真を見せて、晩餐になった。
雪今昔物語 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)