“中學校”のいろいろな読み方と例文
新字:中学校
読み方割合
ちうがくかう60.0%
ちゆうがくかう20.0%
ちゆうがつこう20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それから日蔭ひかげに生まれた平民の子が急に日向ひなたに出て金箔きんはくを付けられたのがうれしくて、幾らか虚榮きよえい心に眼を眩まされた形で、虚々うか/\と日をくらしてゐた。何時の間にか中學校ちうがくかう卒業そつげふして了つた。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
もなく自分じぶん志村しむら中學校ちゆうがくかうることゝなり、故郷こきやう村落そんらくはなれて、けん中央ちゆうわうなる某町ぼうまち寄留きりうすることゝなつた。
画の悲み (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
ですからもし博物館はくぶつかん詳細しようさいつたならば、中學校ちゆうがつこう大學だいがくなどに入學にゆうがくしなくとも、ひとりで學問がくもん出來できるであらうとおもはれるぐらゐに、すべてに完備かんびしてゐるのにはまったく驚嘆きようたんせられます。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)