“中学校”のいろいろな読み方と例文
旧字:中學校
読み方割合
ちゅうがっこう50.0%
ギムナジューム12.5%
ギムナジュウム12.5%
ジムナジューム12.5%
ハイ・スクウル12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だが、そこには女学校じょがっこうあり、中学校ちゅうがっこうあり、また、専門学校せんもんがっこうがあったから、むろん、喫茶店きっさてん映画館えいがかんなどもありました。
しいたげられた天才 (新字新仮名) / 小川未明(著)
今度はイドリアの中学校ギムナジュームへ……そこを終るとさらに高等学校リッツエへと、いずれも思いのほかに成績がいいのに驚いて、鉱山主も本式に身を入れ出しました。
墓が呼んでいる (新字新仮名) / 橘外男(著)
欧州大戦前のドイツで中学校ギムナジュウムに入学するものは右翼または有産者即ち支配階級の子供であり、小学校卒業者は中学校に転校の制度はなかったのである。
戦争史大観 (新字新仮名) / 石原莞爾(著)
それで少年の部屋を出たが、この少年がウソを吐くような子供か吐かぬ子か、彼女がその足で少年の登校している中学校ジムナジュームに受持ちの教師を訪ねて行ったのは、もちろんであった。
グリュックスブルグ王室異聞 (新字新仮名) / 橘外男(著)
三番目が長男で十六になるドュヴォア Devore、これは其の時オウオソの中学校ハイ・スクウルに行っていて留守だった。
双面獣 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)