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中學校
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ちゆうがくかう
ふりがな文庫
“
中學校
(
ちゆうがくかう
)” の例文
新字:
中学校
間
(
ま
)
もなく
自分
(
じぶん
)
も
志村
(
しむら
)
も
中學校
(
ちゆうがくかう
)
に
入
(
い
)
ることゝなり、
故郷
(
こきやう
)
の
村落
(
そんらく
)
を
離
(
はな
)
れて、
縣
(
けん
)
の
中央
(
ちゆうわう
)
なる
某町
(
ぼうまち
)
に
寄留
(
きりう
)
することゝなつた。
画の悲み
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
此
(
この
)
某町
(
ぼうまち
)
から
我村落
(
わがそんらく
)
まで七
里
(
り
)
、
若
(
も
)
し
車道
(
しやだう
)
をゆけば十三
里
(
り
)
の
大迂廻
(
おほまはり
)
になるので
我々
(
われ/\
)
は
中學校
(
ちゆうがくかう
)
の
寄宿舍
(
きしゆくしや
)
から
村落
(
そんらく
)
に
歸
(
かへ
)
る
時
(
とき
)
、
決
(
けつ
)
して
車
(
くるま
)
に
乘
(
の
)
らず、
夏
(
なつ
)
と
冬
(
ふゆ
)
の
定期休業
(
ていききうげふ
)
毎
(
ごと
)
に
必
(
かなら
)
ず
画の悲み
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
爾來
(
じらい
)
數年
(
すねん
)
、
志村
(
しむら
)
は
故
(
ゆゑ
)
ありて
中學校
(
ちゆうがくかう
)
を
退
(
しりぞ
)
いて
村落
(
そんらく
)
に
歸
(
かへ
)
り、
自分
(
じぶん
)
は
國
(
くに
)
を
去
(
さ
)
つて
東京
(
とうきやう
)
に
遊學
(
いうがく
)
することゝなり、いつしか
二人
(
ふたり
)
の
間
(
あひだ
)
には
音信
(
おんしん
)
もなくなつて、
忽
(
たちま
)
ち又四五年
經
(
た
)
つてしまつた。
画の悲み
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
學
部首:⼦
16画
校
常用漢字
小1
部首:⽊
10画
“中學”で始まる語句
中學
中學生