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空山
ふりがな文庫
“空山”の読み方と例文
読み方
割合
くうざん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くうざん
(逆引き)
遙
(
はるか
)
に
木隠
(
こがくれ
)
の音のみ聞えし流の
水上
(
みなかみ
)
は浅く
露
(
あらは
)
れて、
驚破
(
すは
)
や、ここに
空山
(
くうざん
)
の
雷
(
いかづち
)
白光
(
はつこう
)
を放ちて
頽
(
くづ
)
れ落ちたるかと
凄
(
すさま
)
じかり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
寂寞
(
じゃくまく
)
たる
空山
(
くうざん
)
の夕べを、ひとり山上に歩み行くのですから、何を歌おうと、あえて干渉する者はないのですが、習い性となって、ふと弁信からの
横槍
(
よこやり
)
をおそれ
大菩薩峠:28 Oceanの巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
時計は十二時近くなったが
飯
(
めし
)
を食わせる景色はさらにない。ようやく空腹を覚えて来たが、
空山
(
くうざん
)
不見人
(
ひとをみず
)
と云う詩中にあると思うと、一とかたげぐらい倹約しても
遺憾
(
いかん
)
はない。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
空山(くうざん)の例文をもっと
(5作品)
見る
空
常用漢字
小1
部首:⽳
8画
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
“空山”で始まる語句
空山一路
検索の候補
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山空木
空地沢山
空谷山人
山間曠野樹下空中
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中里介山
夏目漱石
芥川竜之介