“おほむね”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
60.0%
大概20.0%
概略20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
我文学の他界に対する観念に乏しきことは、おほむね前述の如し。
他界に対する観念 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
古人こじんいはく近きをはかればたらざるが如く遠きに渡れば乃ち餘り有りと爲す我國わがくに聽訟ちやうしようを云ふ者大概おほむね青砥藤綱あをとふぢつな大岡忠相おほをかたゞすけの兩氏が明斷を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
も仕つり候私しに御座候へば大概おほむねの所は御答への儀申上候はんと云に依て内記殿内心に此者の樣子を見らるゝ處一癖ひとくせあるべき奴と思はれしかばしばら思案しあんていに見えたりけり
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
致し候故概略おほむね答へんとの事なるが然らば其方に尋ぬべし書面に是有これある所の建部たてべ郷右衞門ばんすけ十郎の兩人舊來きうらいの思ひ立ちとは如何なる譯なるぞ此儀心得居るかと申さるゝに左仲はこゝぞと思ひ其の事故ことがら嫡子ちやくし藤五郎亂心らんしん仕つり候に付先達せんだつて御屆申上候弟すけ五郎を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)