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おおかた
ふりがな文庫
“おおかた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
大方
90.5%
大騙
3.8%
大概
1.0%
多分
1.0%
多方
1.0%
大半
1.0%
大形
1.0%
大略
1.0%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大方
(逆引き)
彼の無言でいるのを見た伝右衛門は、
大方
(
おおかた
)
それを彼らしい謙譲な心もちの結果とでも、推測したのであろう。
愈
(
いよいよ
)
彼の人柄に敬服した。
或日の大石内蔵助
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
おおかた(大方)の例文をもっと
(50作品+)
見る
大騙
(逆引き)
「
大騙
(
おおかた
)
りじゃ。針のみぞから天を覗くようなことを言い前にして、金を集めようという、大騙りじゃ」と、中には市九郎の
勧説
(
かんぜい
)
に、迫害を加うる者さえあった。
恩讐の彼方に
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
おおかた(大騙)の例文をもっと
(4作品)
見る
大概
(逆引き)
さすればその香気
他
(
かれ
)
が鼻を
穿
(
うが
)
ちて、心魂忽ち空になり、われを忘れて
大概
(
おおかた
)
は、その罠に落つるものなり。これよく
猟師
(
かりうど
)
のなす処にして、かの狂言にもあるにあらずや。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
その功によりて
月宮殿
(
げっきゅうでん
)
より、
霊杵
(
れいきょ
)
と
霊臼
(
れいきゅう
)
とを賜はり、そをもて
万
(
よろず
)
の薬を
搗
(
つ
)
きて、今は
豊
(
ゆたか
)
に世を送れるが。この翁が
許
(
もと
)
にゆかば、
大概
(
おおかた
)
の
獣類
(
けもの
)
の
疾病
(
やまい
)
は、癒えずといふことなしとかや。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
おおかた(大概)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
多分
(逆引き)
多分
(
おおかた
)
小鼻怒らし
大胡坐
(
おおあぐら
)
かきて炉の
傍
(
はた
)
に、アヽ、憎さげの顔見ゆる様な、
藍格子
(
あいごうし
)
の大どてら着て、充分酒にも
暖
(
あたたま
)
りながら
分
(
ぶん
)
を知らねばまだ足らず
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
おおかた(多分)の例文をもっと
(1作品)
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多方
(逆引き)
多方
(
おおかた
)
もう十兵衛が来そうなものと何事もせず待ちかくるに、時は
空
(
むな
)
しく
経過
(
たっ
)
て障子の
日晷
(
ひかげ
)
一尺動けどなお見えず、二尺も移れどなお見えず。
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
おおかた(多方)の例文をもっと
(1作品)
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大半
(逆引き)
その
夜
(
よ
)
は空に
薄雲
(
うすぐも
)
があって月の光が
朦朧
(
もうろう
)
としていた。人通りはますますすくなくなって、物売る店ではがたがたと戸を締める音をさしていた。
仲店
(
なかみせ
)
の
街路
(
とおり
)
も
大半
(
おおかた
)
店を閉じて
微暗
(
うすぐら
)
かった。
水魔
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
おおかた(大半)の例文をもっと
(1作品)
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大形
(逆引き)
なる程きり島つゝじが一
面
(
メン
)
にはへて実つくり立し如くきれいなり。其山の
大形
(
おおかた
)
ハ
手紙:044 慶応二年十二月四日 坂本乙女あて
(新字旧仮名)
/
坂本竜馬
(著)
おおかた(大形)の例文をもっと
(1作品)
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大略
(逆引き)
「これが所謂清水の舞台だよ。町が
大略
(
おおかた
)
見えるだろう?」
ぐうたら道中記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
おおかた(大略)の例文をもっと
(1作品)
見る
“おおかた”の意味
《名詞》
ほぼ全体。大部分。
一般。
《形容動詞》
ほとんど。大体。
多分。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
あらかた
おほよそ
おおよそ
おおがた
あらまし
おほかた
おおく
たぶん
たいはん
おおぎょう