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大騙
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おおかた
ふりがな文庫
“
大騙
(
おおかた
)” の例文
「強請たあなんだ。うぬの屋敷こそ、一ツ橋家の近習番とか、なんとか、世間ていはいいが、
大騙
(
おおかた
)
りの
盗
(
ぬす
)
ッ
人
(
と
)
武士だっ」
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
大騙
(
おおかた
)
りじゃ。針のみぞから天を覗くようなことを言い前にして、金を集めようという、大騙りじゃ」と、中には市九郎の
勧説
(
かんぜい
)
に、迫害を加うる者さえあった。
恩讐の彼方に
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
あの富籤は
大騙
(
おおかた
)
りなんだよ。実は今まで俺はそれを見張っていたんだが、どんな手品を使ったか、どうしても判らなかったんだ。お品さん、お前のお蔭で解ったようなものだ。
銭形平次捕物控:018 富籤政談
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
「そんな事なんか誰にでも出来らい!
詐欺
(
さぎ
)
!
大騙
(
おおかた
)
り!」
小僧の夢
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
騙
漢検1級
部首:⾺
19画
“大”で始まる語句
大
大人
大事
大袈裟
大分
大切
大抵
大概
大方
大丈夫