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一癖
ふりがな文庫
“一癖”の読み方と例文
読み方
割合
ひとくせ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひとくせ
(逆引き)
たまりかねて、「ねエ、運転手君。……」と背広がなくなったいきさつを全部、この
一癖
(
ひとくせ
)
ありげな、運転手に話してきかせました。
オリンポスの果実
(新字新仮名)
/
田中英光
(著)
ことにいずれも
一癖
(
ひとくせ
)
ありそうな浪人者とばかり往来することが、心がかりでなりません。いま来た客というのも浪人組の隊長株であるとやら。
大菩薩峠:02 鈴鹿山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
かように別れ別れの道具が皆
一癖
(
ひとくせ
)
あって、乱調にどやどやと余の双眼に飛び込んだのだから迷うのも無理はない。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
一癖(ひとくせ)の例文をもっと
(10作品)
見る
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
癖
常用漢字
中学
部首:⽧
18画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥
“一癖”のふりがなが多い著者
田中英光
作者不詳
小山清
内田魯庵
中島敦
中里介山
林芙美子
夏目漱石
吉川英治
芥川竜之介