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雑
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ざっ
ふりがな文庫
“
雑
(
ざっ
)” の例文
旧字:
雜
それだからいう事は余り大した事ではありません。が、もう少しの間、
極
(
ご
)
く
雑
(
ざっ
)
としたところを御話して御免
蒙
(
こうむ
)
る事にしましょう。
模倣と独立
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
名も知れぬ花よ。
雑
(
ざっ
)
と虹のやうな花よ。人間の
家
(
や
)
の
中
(
うち
)
に、
然
(
そ
)
うした花の咲くのは壁にうどんげの
開
(
ひら
)
くとおなじだ。
紅玉
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
賤
(
いや
)
しからぬ拵えですから、長二は遠慮して片隅の方に
扣
(
ひか
)
えて
居
(
お
)
ると、其の男は和尚に
雑
(
ざっ
)
と挨拶して布施を納め、一二服煙草を呑んで本堂へお
詣
(
まい
)
りに行きました。
名人長二
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
さもなければ
雑
(
ざっ
)
とうの
巷
(
ちまた
)
が安全だった。そこでは
影法師
(
かげぼうし
)
のことなんか誰も注意していないから。
海底都市
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
国貞
(
くにさだ
)
の画が
雑
(
ざっ
)
と二百枚、
辛
(
かろ
)
うじてこの四冊の、しかも古本と代ったのである。
国貞えがく
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
▼ もっと見る
源「へい、その誠にその、
雑
(
ざっ
)
といたした医者で」
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「
雑
(
ざっ
)
と、人違いですよ。」と
眦
(
まなじり
)
を伏せてぐっと呑んで
浮舟
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「
雑
(
ざっ
)
と十四、五年になりますな。」
国貞えがく
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
雑
常用漢字
小5
部首:⾫
14画
“雑”を含む語句
混雑
雑草
雑木
雑談
雑然
複雑
紛雑
雑沓
雑作
雑言
雑兵
雑木林
雑用
粗雑
雑賀
雑音
雑巾
無雑作
雑魚
雑炊
...