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雑兵
ふりがな文庫
“雑兵”のいろいろな読み方と例文
旧字:
雜兵
読み方
割合
ぞうひょう
90.9%
ざうひやう
3.0%
ざっぴょう
3.0%
ざふひやう
3.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぞうひょう
(逆引き)
こちら側の経蔵もやはり同じことであったのでございましょう、
松明
(
たいまつ
)
を振りかざした四五人の
雑兵
(
ぞうひょう
)
が一散に
馳
(
は
)
せ寄って参りました。
雪の宿り
(新字新仮名)
/
神西清
(著)
雑兵(ぞうひょう)の例文をもっと
(30作品)
見る
ざうひやう
(逆引き)
三
角
(
すみ
)
先生
(
せんせい
)
に
宜
(
よろ
)
しく、と
挨拶
(
あいさつ
)
して、ひとり
煢然
(
けいぜん
)
として
峠
(
たふげ
)
を
下
(
くだ
)
る
後態
(
うしろつき
)
の、
湖
(
みづうみ
)
は
広大
(
くわうだい
)
、
山毛欅
(
ぶな
)
は
高
(
たか
)
し、
遠見
(
とほみ
)
の
魯智深
(
ろちしん
)
に
似
(
に
)
たのが、
且
(
かつ
)
軍
(
いくさ
)
敗
(
やぶ
)
れて、
鎧
(
よろひ
)
を
棄
(
す
)
て、
雑兵
(
ざうひやう
)
に
紛
(
まぎ
)
れて
落
(
お
)
ちて
行
(
ゆ
)
く
宗任
(
むねたふ
)
のあはれがあつた。
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
雑兵(ざうひやう)の例文をもっと
(1作品)
見る
ざっぴょう
(逆引き)
と、たいせつな
糒
(
ほしいい
)
をひとにぎり、朝月の口へ入れてやった。ところへ、
清兵衛
(
せいべえ
)
の
討
(
う
)
ち取った、
明兵
(
みんぺい
)
の馬と着ていた
鎧
(
よろい
)
をかついで、味方は引きあげてきた。見るとその
鎧
(
よろい
)
は
雑兵
(
ざっぴょう
)
の着るものではなかった。
三両清兵衛と名馬朝月
(新字新仮名)
/
安藤盛
(著)
雑兵(ざっぴょう)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
ざふひやう
(逆引き)
富公の意趣返しは日に日に悪辣になり、こちらの敵意もそれにつれてたかまつてゆく。私はほかの
雑兵
(
ざふひやう
)
ばらはものの数とも思はないし、それに奴自身も案外強くないに相違ない。
銀の匙
(新字旧仮名)
/
中勘助
(著)
雑兵(ざふひやう)の例文をもっと
(1作品)
見る
“雑兵”の意味
《名詞》
雑兵(ぞうひょう)
身分が低い兵卒。足軽。陣笠。
(出典:Wiktionary)
雑
常用漢字
小5
部首:⾫
14画
兵
常用漢字
小4
部首:⼋
7画
“雑兵”の関連語
雇兵
“雑兵”で始まる語句
雑兵輩
雑兵劫掠
雑兵物語
雑兵雑炊
雑兵葉武者
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