“明兵”の読み方と例文
読み方割合
みんぺい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
味方を見た朝月は、いきなり気絶きぜつした清兵衛のよろいどうをくわえ、明兵みんぺいをけちらして、まっしぐらに、しろの門へとかけこんでいった。
三両清兵衛と名馬朝月 (新字新仮名) / 安藤盛(著)
大将軍刑玠たいしょうぐんけいかい指揮しきする数万の明兵みんぺいが、昇天しょうてんりゅうの黒雲をまくように、土けむりを立てて、まっさか落としにめくだってきた。
三両清兵衛と名馬朝月 (新字新仮名) / 安藤盛(著)
七、八人の明兵みんぺいがひき出され、たき火でその馬の主は何人かと、実検させた。すると、一人ひとりの捕虜はとび上がってさけんだ。
三両清兵衛と名馬朝月 (新字新仮名) / 安藤盛(著)