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粗略
ふりがな文庫
“粗略”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
そりゃく
42.9%
そりやく
28.6%
おろそか
14.3%
そまつ
7.1%
ぞんざい
7.1%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そりゃく
(逆引き)
そう
粗略
(
そりゃく
)
にもできないので、城下の一寺を当分の客舎にあて、
態
(
てい
)
よくもてなしてはいるものの、一日も早く、この地を退去あるように祈っているふうだった。
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
粗略(そりゃく)の例文をもっと
(6作品)
見る
そりやく
(逆引き)
以て御内意伺ひし處
上樣
(
うへさま
)
には御覺悟有せらるゝとの仰なり隨分
粗略
(
そりやく
)
なく御取計ひ有べく候
尚
(
なほ
)
御機嫌
(
ごきげん
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
粗略(そりやく)の例文をもっと
(4作品)
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おろそか
(逆引き)
職業を
粗略
(
おろそか
)
にするは大の嫌い、今もし汝の顔でも見たらばまた例の青筋を立つるに
定
(
き
)
まって居るを知らぬでもあるまいに
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
粗略(おろそか)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
そまつ
(逆引き)
なぜ? なぜもあッもンか。
妻
(
さい
)
の肩ばッかい持って親のいう事は聞かんやつ、不孝者じゃなッか。親が育てたからだを
粗略
(
そまつ
)
にして、御先祖代々の家を
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
粗略(そまつ)の例文をもっと
(1作品)
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ぞんざい
(逆引き)
続いてドンドン
粗略
(
ぞんざい
)
に下りたのは、名を
主税
(
ちから
)
という、当家、早瀬の主人で、直ぐに玄関に声が聞える。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
粗略(ぞんざい)の例文をもっと
(1作品)
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“粗略”の意味
《名詞》
粗略(そりゃく)
疎かなこと。また、そのようなさま。なげやり。ぞんざい。
(出典:Wiktionary)
粗
常用漢字
中学
部首:⽶
11画
略
常用漢字
小5
部首:⽥
11画
“粗”で始まる語句
粗
粗忽
粗末
粗相
粗朶
粗笨
粗雑
粗漏
粗野
粗暴
“粗略”のふりがなが多い著者
鈴木牧之
山東京山
徳冨蘆花
作者不詳
幸田露伴
林不忘
樋口一葉
吉川英治
国木田独歩
中里介山