トップ
>
そまつ
ふりがな文庫
“そまつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
粗末
62.9%
麁末
23.7%
疎末
6.2%
麤末
3.1%
廉品
1.0%
疏末
1.0%
粗略
1.0%
粗造
1.0%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
粗末
(逆引き)
心
(
こころ
)
ある
人
(
ひと
)
なら、だれでもこのようにして
作
(
つく
)
られた、
食物
(
しょくもつ
)
はむだにし、また
器具
(
きぐ
)
を
粗末
(
そまつ
)
に
取
(
と
)
り
扱
(
あつか
)
うことをよくないと
思
(
おも
)
うでありましょう。
都会はぜいたくだ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そまつ(粗末)の例文をもっと
(50作品+)
見る
麁末
(逆引き)
左様に候へば、此御まな料、まことに
麁末
(
そまつ
)
の御事におはしまし候へども、歳末の御祝儀申上まゐらせ候しるしまでにさし上まゐらせ候。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
そまつ(麁末)の例文をもっと
(23作品)
見る
疎末
(逆引き)
其
(
そ
)
の
秋
(
あき
)
の
盆
(
ぼん
)
には
赤痢
(
せきり
)
の
騷
(
さわ
)
ぎも
沈
(
しづ
)
んで
新
(
あたら
)
しい
佛
(
ほとけ
)
の
數
(
かず
)
が
殖
(
ふ
)
えて
居
(
ゐ
)
た。
墓地
(
ぼち
)
には
掘
(
ほ
)
り
上
(
あ
)
げた
赤
(
あか
)
い
土
(
つち
)
の
小
(
ちひ
)
さな
塚
(
つか
)
が
幾
(
いく
)
つも
疎末
(
そまつ
)
な
棺臺
(
くわんだい
)
を
載
(
の
)
せて
居
(
ゐ
)
た。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
そまつ(疎末)の例文をもっと
(6作品)
見る
▼ すべて表示
麤末
(逆引き)
頂上の岩室は数が多い許りで、其
麤末
(
そまつ
)
さは七合目等のものと似たり寄ったりであった。われ等は晩飯をすますと皆草鞋を穿いたままで蒲団にくるまって寝た。
富士登山
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
そまつ(麤末)の例文をもっと
(3作品)
見る
廉品
(逆引き)
引出しを二ツもった、
廉品
(
そまつ
)
な茶塗りの手習い机と、硯箱が調えられた。
旧聞日本橋:25 渡りきらぬ橋
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
そまつ(廉品)の例文をもっと
(1作品)
見る
疏末
(逆引き)
ですから生れ附の縮毛には必ず何所かに
扁
(
ひらた
)
い所が有る、若し夫が無ければ本統の縮毛では無い、所で私しが此毛を
疏末
(
そまつ
)
な顕微鏡に掛けて
熟
(
よ
)
っく視ました所
根
(
もと
)
から
梢
(
すえ
)
まで満遍なく円い
無惨
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
そまつ(疏末)の例文をもっと
(1作品)
見る
粗略
(逆引き)
なぜ? なぜもあッもンか。
妻
(
さい
)
の肩ばッかい持って親のいう事は聞かんやつ、不孝者じゃなッか。親が育てたからだを
粗略
(
そまつ
)
にして、御先祖代々の家を
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
そまつ(粗略)の例文をもっと
(1作品)
見る
粗造
(逆引き)
牛小屋は高原の東の隅に在つて、
粗造
(
そまつ
)
な柵の内には
未
(
ま
)
だ角の無い
犢
(
こうし
)
も幾頭か飼つてあつた。例の番小屋を預かる男は人々を
款待顔
(
もてなしがほ
)
に、枯草を焚いて、
猶
(
なほ
)
さま/″\の
燃料
(
たきつけ
)
を掻集めて呉れる。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
そまつ(粗造)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
ぞんざい
ぞんぜえ
おろそか
そりゃく
そりやく
あらづく
そざう
そぞう