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『富士登山』
ふりがな文庫
『
富士登山
(
ふじとざん
)
』
私が富士山に登ったのは十五六年前のことである。平々凡々の陸行であったので特に書き記すほどのこともない。殊に当時ホトトギス誌上には碧梧桐君が其記事を書いたので私は何も書かなかった。今書くとなるともう大方は忘れてしまっているので、いよいよ何も書 …
著者
高浜虚子
ジャンル
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行
初出
「ホトトギス 第十九卷第十二號」1916(大正5)年9月1日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約9分(500文字/分)
朗読目安時間
約15分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
尚
(
な
)
脊
(
せ
)
麤末
(
そまつ
)
首肯
(
うなず
)
頗
(
すこぶ
)
霽
(
は
)
闊
(
ひろ
)
躯
(
からだ
)
薊
(
あざみ
)
蓆
(
むしろ
)
草鞋
(
わらじ
)
芙蓉
(
ふよう
)
膓
(
はらわた
)
勾配
(
こうばい
)
竈
(
かまど
)
稍々
(
やや
)
桔梗
(
ききょう
)
撫子
(
なでしこ
)
捺
(
お
)
恰
(
あたか
)
強力
(
ごうりき
)
廁
(
かわや
)
峙
(
そばだ
)
単衣
(
ひとえ
)