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粗造
ふりがな文庫
“粗造”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
そぞう
40.0%
あらづく
20.0%
そざう
20.0%
そまつ
20.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そぞう
(逆引き)
此はまた思い切って小さな
粗造
(
そぞう
)
な熊笹葺き、
手際悪
(
てぎわわる
)
く張った壁の白樺
赤樺
(
あかかば
)
の皮は
反
(
そ
)
っくりかえって居る。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
粗造(そぞう)の例文をもっと
(2作品)
見る
あらづく
(逆引き)
穴の傍らに、極めて
粗造
(
あらづく
)
りな棺箱が荒縄でからげられて、
無雑作
(
むぞうさ
)
に押しころがされてある。
大菩薩峠:37 恐山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
粗造(あらづく)の例文をもっと
(1作品)
見る
そざう
(逆引き)
此
(
この
)
榎
(
えのき
)
の
下
(
した
)
に
箱
(
はこ
)
のやうな、
小
(
ちひ
)
さな、
番小屋
(
ばんごや
)
を
建
(
た
)
てゝ、
其処
(
そこ
)
に
母様
(
おつかさん
)
と
二人
(
ふたり
)
で
住
(
す
)
んで
居
(
ゐ
)
たので、
橋
(
はし
)
は
粗造
(
そざう
)
な、
宛然
(
まるで
)
、
間
(
ま
)
に
合
(
あ
)
はせといつたやうな
拵
(
こしら
)
え
方
(
かた
)
、
杭
(
くい
)
の
上
(
うへ
)
へ
板
(
いた
)
を
渡
(
わた
)
して
竹
(
たけ
)
を
欄干
(
らんかん
)
にしたばかりのもので
化鳥
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
粗造(そざう)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
そまつ
(逆引き)
牛小屋は高原の東の隅に在つて、
粗造
(
そまつ
)
な柵の内には
未
(
ま
)
だ角の無い
犢
(
こうし
)
も幾頭か飼つてあつた。例の番小屋を預かる男は人々を
款待顔
(
もてなしがほ
)
に、枯草を焚いて、
猶
(
なほ
)
さま/″\の
燃料
(
たきつけ
)
を掻集めて呉れる。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
粗造(そまつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“粗造”の意味
《名詞》
粗造(そぞう)
物を粗末、粗雑に造ること。
(出典:Wiktionary)
粗
常用漢字
中学
部首:⽶
11画
造
常用漢字
小5
部首:⾡
10画
“粗”で始まる語句
粗
粗忽
粗末
粗相
粗朶
粗笨
粗雑
粗略
粗漏
粗暴
検索の候補
粗製濫造
粗土造
“粗造”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
今村明恒
徳冨蘆花
中里介山
島崎藤村
泉鏡花