“場席”の読み方と例文
読み方割合
ばせき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これが芝居道でいう一間いっけん——一桝ひとますなので、場席ばせきを一間とってくれ、二間にけんほしいなどというのだった。
こうなると見物はただ、中にはいって場席ばせきを取れば、芝居しばいは始められるのであった。
ずん/\歩いて行くうちには、きつと何か新しい事に出逢ふに違ひ無い。乗つてゐる馬車からして己には面白い。巌畳に出来てゐて、場席ばせきも広い。己は先づゆつたりと身をくつろげた。
復讐 (新字旧仮名) / アンリ・ド・レニエ(著)