“浮嚢”の読み方と例文
読み方割合
うきぶくろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
舵は浮嚢うきぶくろを縛りつけたロープで左寄り十度程の処へ固定され、緑色の海草が、舵板ラダーの蝶番へ少しばかり絡みついていた。
死の快走船 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
こゝろにしらけた以上に白け切って眼の裏のまぼろしに、不思議と魚の浮嚢うきぶくろ、餅の青黴あおかび、葉裏に一ぱい生みつけた小虫の卵、というようなものが代る/\ちらちら見え出して
巴里祭 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
すこし離れたところで、麒麟きりん浮嚢うきぶくろで遊んでいる五六人のお嬢さんの組へ叫びかけて見る。
キャラコさん:07 海の刷画 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)