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浮嚢
ふりがな文庫
“浮嚢”の読み方と例文
読み方
割合
うきぶくろ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うきぶくろ
(逆引き)
舵は
浮嚢
(
うきぶくろ
)
を縛りつけたロープで左寄り十度程の処へ固定され、緑色の海草が、
舵板
(
ラダー
)
の蝶番へ少しばかり絡みついていた。
死の快走船
(新字新仮名)
/
大阪圭吉
(著)
こゝろに
白
(
しら
)
けた以上に白け切って眼の裏のまぼろしに、不思議と魚の
浮嚢
(
うきぶくろ
)
、餅の
青黴
(
あおかび
)
、葉裏に一ぱい生みつけた小虫の卵、というようなものが代る/\ちらちら見え出して
巴里祭
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
すこし離れたところで、
麒麟
(
きりん
)
の
浮嚢
(
うきぶくろ
)
で遊んでいる五六人のお嬢さんの組へ叫びかけて見る。
キャラコさん:07 海の刷画
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
浮嚢(うきぶくろ)の例文をもっと
(5作品)
見る
“浮嚢”の意味
《名詞》
うきぶくろ。
(出典:Wiktionary)
浮
常用漢字
中学
部首:⽔
10画
嚢
漢検準1級
部首:⼝
18画
“浮”で始まる語句
浮
浮世
浮標
浮々
浮雲
浮彫
浮気
浮木
浮腫
浮上
“浮嚢”のふりがなが多い著者
ジュール・ルナール
大阪圭吉
泉鏡太郎
久生十蘭
岡本かの子
泉鏡花