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うきぶくろ
ふりがな文庫
“うきぶくろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
浮嚢
71.4%
気胞
14.3%
鰾
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
浮嚢
(逆引き)
こゝろに
白
(
しら
)
けた以上に白け切って眼の裏のまぼろしに、不思議と魚の
浮嚢
(
うきぶくろ
)
、餅の
青黴
(
あおかび
)
、葉裏に一ぱい生みつけた小虫の卵、というようなものが代る/\ちらちら見え出して
巴里祭
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
うきぶくろ(浮嚢)の例文をもっと
(5作品)
見る
気胞
(逆引き)
にんじんは、釣ってきた魚の
鱗
(
こけ
)
を、今、はがしている最中だ。
河沙魚
(
かわはぜ
)
、
鮒
(
ふな
)
、それに
鱸
(
すずき
)
の子までいる。彼は、
小刀
(
こがたな
)
でこそげ、腹を裂く。そして、
二重
(
ふたえ
)
に
透
(
す
)
きとおった
気胞
(
うきぶくろ
)
を
踵
(
かかと
)
でつぶす。
にんじん
(新字新仮名)
/
ジュール・ルナール
(著)
うきぶくろ(気胞)の例文をもっと
(1作品)
見る
鰾
(逆引き)
図395は
真鯵
(
まあじ
)
と
鰓
(
えら
)
蓋と鰭とを示し、図396は別の魚の切りようで、串をさし込んで切口を引きはなす。長い条片に切ることもある。図397は魚の頭二つ、その他、並に魚の
鰾
(
うきぶくろ
)
である。
日本その日その日:03 日本その日その日
(新字新仮名)
/
エドワード・シルヴェスター・モース
(著)
うきぶくろ(鰾)の例文をもっと
(1作品)
見る
“うきぶくろ”の意味
《名詞》
水中で体が沈まないように身に付ける空気を注入した環状や袋状の器具。
魚類の体内にあり、気体を出し入れすることで体を浮沈させる器官。
(出典:Wiktionary)