トップ
>
青黴
ふりがな文庫
“青黴”の読み方と例文
読み方
割合
あおかび
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あおかび
(逆引き)
こゝろに
白
(
しら
)
けた以上に白け切って眼の裏のまぼろしに、不思議と魚の
浮嚢
(
うきぶくろ
)
、餅の
青黴
(
あおかび
)
、葉裏に一ぱい生みつけた小虫の卵、というようなものが代る/\ちらちら見え出して
巴里祭
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
梅雨から秋ぐちへかけて、それがもっともひどく、朝はやく出仕すると、敷き畳に
青黴
(
あおかび
)
のはえていることなども、
稀
(
まれ
)
ではなかった。部屋の中は年じゅう、物の
饐
(
す
)
えるような匂いが、こもっていた。
山彦乙女
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
青黴(あおかび)の例文をもっと
(2作品)
見る
青
常用漢字
小1
部首:⾭
8画
黴
漢検1級
部首:⿊
23画
“青”で始まる語句
青
青年
青々
青苔
青柳
青葉
青梅
青山
青白
青銅
“青黴”のふりがなが多い著者
岡本かの子
山本周五郎