“青柳”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あおやぎ73.2%
あをやぎ24.4%
あをやなぎ2.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
黒目勝くろめがちすずしやかに、美しくすなおな眉の、濃きにや過ぐると煙ったのは、五日月いつかづき青柳あおやぎの影やや深き趣あり。浦子というは二十七。
悪獣篇 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
榛軒は友人門弟等をて往いて遊んだ。其時門弟の一人が柏を負うて従つた。一行は茶屋青柳あをやぎに入つて藝者小房等を呼んで飲んだ。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
「でも、先生、この画は芽張り柳ぢやなうて、青柳あをやなぎどすな。」