“青葉”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あをば55.3%
あおば42.1%
おおば2.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
君が御名みなさちの井の、ゐどのほとりの常磐木ときはぎや、落葉木らくえふぼく若葉わかばして、青葉あをばとなりて、落葉おちばして、としまた年と空宮くうきうに年はうつりぬ四十五しじふいつ
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
はるになると、はなきました。ちょうどそのくに全体ぜんたいはなかざられるようにみえました。なつになると、青葉あおばでこんもりとしました。
明るき世界へ (新字新仮名) / 小川未明(著)
もうひとここ景色けしきなかとくわたくしいたものは、むかって右手みぎてやま中腹ちゅうふくに、青葉おおばがくれにちらちらえるひとつの丹塗にぬりのおみやでございました。