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蒼筋
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あおすじ
ふりがな文庫
“
蒼筋
(
あおすじ
)” の例文
見る間に太る額の
蒼筋
(
あおすじ
)
、
癇癪持
(
かんしゃくもち
)
の頭痛
病
(
やみ
)
にて、中年以来
丸髷
(
まるまげ
)
に結いしこと無き難物なれば、何かはもって
堪
(
たま
)
るべき。
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
七月目の
腹籠
(
はらごもり
)
、蝮が据置かれた
硝子
(
がらす
)
戸棚は、
蒼筋
(
あおすじ
)
の勝ったのと、赤い線の多いのと、二枚
解剖
(
かいぼう
)
の図を提げて、隙間一面、
晃々
(
きらきら
)
と医療器械の入れてあるのがちょうど
掻巻
(
かいまき
)
の
裾
(
すそ
)
の所、二間の壁に
押着
(
おッつ
)
けて
沼夫人
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
蒼
漢検準1級
部首:⾋
13画
筋
常用漢字
小6
部首:⽵
12画
“蒼”で始まる語句
蒼
蒼白
蒼空
蒼蠅
蒼黒
蒼褪
蒼然
蒼々
蒼穹
蒼味