同樣どうよう)” の例文
新字:同様
丁度ちようどイタリーの南方なんぱうリパリ群島中ぐんとうちゆう一火山島いちかざんとうたるヴルカーノとうをローマの鍛冶かじかみたるヴルカーノの工場こうじようかんがへたのと同樣どうようである。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
同樣どうようおとへるに『落葉針葉樹らくようしんようじゆ』(からまつ、いてふなど)と『落葉闊葉樹らくようかつようじゆ』(さくら、もみぢなど)のべつがあります。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
げんに、このうた同樣どうように、おほくめのみこと神武天皇じんむてんのうとのかけあひにうたはれたといふうたが、それであります。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
圖書館としよかん博物館はくぶつかん學校がつこう同樣どうよう日本國中につぽんこくじゆういたところ出來できて、學校がつこうにおいて先生せんせいから學問がくもんをそはりながら、また學校がつこうてからみなさんが自分じぶん圖書館としよかん博物館はくぶつかんつて
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
このやま阿蘇あそ同樣どうよう噴火ふんか記録きろくふるく、回數かいすうすこぶおほいが、阿蘇あそ噴火ふんかのだら/\として女性的じよせいてきなるにたいし、これは男性的だんせいてきであるといつてもしかるべきである。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
言道ときみちもやはり、曙覽あけみ同樣どうようまづしいくらしをしてゐました。けれどもそれについて普通ふつうひとでありませんから、たいしてにかけたりあせつたりはしてゐなかつたのです。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
この發見はつけんはちょうど近代きんだいにおける鐵砲てつぽう發明はつめい同樣どうよう當時とうじ人間にんげん狩獵しゆりよう戰爭せんそう場合ばあひ、どれほど便利べんりで、またどれほど有效ゆうこうであつたかといふことは、いまから想像そう/″\されます。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
いひつたへでは、たいへん貧乏びんぼうくらしをしてゐて、しかも國學こくがくうたたのしみをてなかつたひとであります。このひとにも、諸平もろひら同樣どうようおなをはじめにゑてんだうたがあります。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
ですからクロマニヨンじんは、われ/\と同樣どうよう現代人げんだいじんといふをつけなければなりません。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
大正十三年たいしようじゆうさんねん琉球諸島りゆうきゆうしよとううち西表島北方いりむてとうほつぽうおいても同樣どうよう現象げんしよう實見じつけんしたことがあつた。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
はたしてしからば、ロアイヤルこうや、むかしベスンバぞくのゐた部落ぶらくみぎ現象げんしようおこすにもつと適當てきとう場所ばしよであつて、此等これら地方ちほう大地震だいぢしんによつてふたゝ同樣どうよう現象げんしようおこすこともあるであらう。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)