“童謠(うた)” の例文
新字:童謡
けれどこれは手(て)はじめで、そんなにいいものとは云(い)へない。第(だい)一、本(ほん)が高(たか)すぎる。それに童謠(うた)だつて、まだほんとうに君(きみ)たちに好(す)かれないかも知(し)れない。
赤い旗 (旧字旧仮名) / 槙本楠郎(著)
けれど君(きみ)たちは金持(かねもち)の子(こ)や、金持(かねもち)の味方(みかた)の詩人(しじん)やまたそいつらと一(いつ)しよに貧乏人(びんぼふにん)を馬鹿(ばか)にしてゐる奴(やつ)らのやうに、このおぢさんの童謠(うた)を一も二もなく、頭(あたま)からバカにし、惡口(わるくち)なんか云(い)はないだらう。
赤い旗 (旧字旧仮名) / 槙本楠郎(著)