“物價”の読み方と例文
新字:物価
読み方割合
ぶつか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それ以外(いぐわい)の品物(しなもの)は爲替回復(かはせくわいふく)の影響(えいきやう)を直接(ちよくせつ)には受(う)けないのであるから、此程度(このていど)の物價(ぶつか)の低落(ていらく)が最(もつと)も適當(てきたう)の處(ところ)であらうと思(おも)はれる。
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)
……最(も)う恁(か)う世(よ)の中(なか)がせゝつこましく、物價(ぶつか)が騰貴(とうき)したのでは、そんな馬鹿(ばか)な眞似(まね)はして居(ゐ)られない。しかし此(こ)の時節(じせつ)のあの聲(こゑ)は、私(わたし)は思(おも)ひ切(き)れず好(す)きである。
番茶話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
小六(ころく)に一寸(ちよつと)した好奇心(かうきしん)の出(で)たため、二人(ふたり)の會話(くわいわ)は存外(ぞんぐわい)素直(すなほ)に流(なが)れて行(い)つた。御米(およね)は裏(うら)の家主(やぬし)の十八九時代(じだい)に物價(ぶつか)の大變(たいへん)安(やす)かつた話(はなし)を、此間(このあひだ)宗助(そうすけ)から聞(き)いた通(とほ)り繰(く)り返(かへ)した。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)