“ぐらつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
動揺100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
竹翁の昔より続いた橋本の家が一夜のうちに基礎どだいからして動揺ぐらついて来たことや、子がそれをこわさずに親が壊そうとしたことや
家:01 (上) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
私はそんなことを聞いてから、お宮という奴はよっぽど浮気な、しょっちゅう心の動揺ぐらついている売女だと、ちょっと厭あになったが、それでもやっぱりめられなかった。
うつり香 (新字新仮名) / 近松秋江(著)