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『巴里まで』
ふりがな文庫
『
巴里まで
(
パリまで
)
』
浦潮斯徳を出た水曜日の列車は一つの貨車と食堂と三つの客車とで成立つて居た。私の乘つたのは最後の車で、二人詰の端の室であるから幅は五尺足らずであつた。乘合の客はない。硝子窓が二つ附いて居る。浦潮斯徳に駐在して居る東京朝日新聞社の通信員八十島氏 …
著者
与謝野晶子
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約12分(500文字/分)
朗読目安時間
約20分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
動搖
(
ゆれ
)
交
(
ま
)
覆
(
おほ
)
汀
(
みぎは
)
嚴
(
いかめ
)
巴里
(
パリイ
)
珈琲
(
コオヒイ
)
良人
(
をつと
)
濟
(
すま
)
波蘭
(
ポオランド
)
疎
(
まば
)
矢張
(
やはり
)
許
(
ばか
)
昨日
(
きのふ
)
悠
(
ゆる
)
復
(
また
)
幾日
(
いくか
)
小流
(
こなが
)
幾何
(
いくら
)
香木
(
かうぼく
)
可笑
(
をか
)
出色
(
しゆつしよく
)
其樣
(
そんな
)
髭
(
ひげ
)
不可
(
いけ
)
硝子
(
ガラス
)
緋
(
ひ
)
露貨
(
ろくわ
)
長閑
(
のどか
)
長春
(
ちやうしゆん
)
訝
(
いぶか
)
金碧
(
きんぺき
)
身體
(
からだ
)
誘
(
さそ
)
獨逸
(
ドイツ
)
狙撃
(
そげき
)
焚
(
た
)
毎
(
ごと
)
梳
(
す
)
朴氏
(
ぼくし
)
寢臺
(
ねだい
)
壜
(
びん
)
固
(
もと
)
冬宮
(
とうきゆう
)
倫敦
(
ロンドン
)
佛貨
(
ふつくわ
)
伴
(
つ
)
伯林
(
ベルリン
)