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動顛
ふりがな文庫
“動顛”の読み方と例文
読み方
割合
どうてん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どうてん
(逆引き)
死の恐怖で
動顛
(
どうてん
)
したあの人数を抑えきることはできない、力に対しては必ず力が動きだし、避難するまえに死傷者が出たであろう
さぶ
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
心
(
こゝろ
)
は
不覺
(
そゞろ
)
、
氣
(
き
)
は
動顛
(
どうてん
)
して、
匇卒
(
いきなり
)
、
室
(
へや
)
を
飛出
(
とびだ
)
したが、
帽
(
ばう
)
も
被
(
かぶ
)
らず、フロツクコートも
着
(
き
)
ずに、
恐怖
(
おそれ
)
に
驅
(
か
)
られたまゝ、
大通
(
おほどほり
)
を
眞
(
ま
)
一
文字
(
もんじ
)
に
走
(
はし
)
るのであつた。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
私は半ば
動顛
(
どうてん
)
しながら、一打ちにその馬蠅を打ち殺した。「自然は私に敵意を持つてゐる。」——そんな迷信じみた心もちが一層私をわくわくさせた。
槍ヶ岳紀行
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
動顛(どうてん)の例文をもっと
(49作品)
見る
動
常用漢字
小3
部首:⼒
11画
顛
漢検準1級
部首:⾴
19画
“動”で始まる語句
動
動悸
動揺
動物
動作
動搖
動機
動静
動物園
動坂
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