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擦違
ふりがな文庫
“擦違”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
すれちが
75.0%
すりちが
10.0%
すれちがい
5.0%
すれちがっ
5.0%
すれちご
5.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すれちが
(逆引き)
女は、帯にも
突込
(
つっこ
)
まず、一枚
掌
(
たなそこ
)
に入れたまま、黙って、一帆に
擦違
(
すれちが
)
って、角の
擬宝珠
(
ぎぼしゅ
)
を廻って、本堂正面の階段の方へ見えなくなる。
妖術
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
擦違(すれちが)の例文をもっと
(15作品)
見る
すりちが
(逆引き)
すると、女は首を
竦
(
すく
)
めて、ペロリと舌を出して私の顔を見た。何の意味か私には分らなかった。
擦違
(
すりちが
)
うと、
干鯣
(
ほしするめ
)
のような匂のする女だ。
世間師
(新字新仮名)
/
小栗風葉
(著)
擦違(すりちが)の例文をもっと
(2作品)
見る
すれちがい
(逆引き)
風はどこからか二筋に
綯
(
よ
)
れて来たのが、急に
擦違
(
すれちがい
)
になって
唸
(
うな
)
るような怪しい音を立てて、また
虚空遥
(
こくうはるか
)
に
騰
(
のぼ
)
るごとくに見えた。
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
擦違(すれちがい)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
すれちがっ
(逆引き)
所が
先方
(
あっち
)
の奴も抜かん、
此方
(
こっち
)
は
勿論
(
もちろん
)
抜かん、所で
擦違
(
すれちがっ
)
たから、それを拍子に私はドン/\逃げた。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
擦違(すれちがっ)の例文をもっと
(1作品)
見る
すれちご
(逆引き)
それでも世界中が親類と思うて、
西洋人
(
いじん
)
の世話までしてみましたが、誰でも
金
(
かね
)
の話だけが親類で、
他事
(
あと
)
は
途中
(
みち
)
で
擦違
(
すれちご
)
うても知らん顔です。
近世快人伝
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
擦違(すれちご)の例文をもっと
(1作品)
見る
擦
常用漢字
中学
部首:⼿
17画
違
常用漢字
中学
部首:⾡
13画
“擦”で始まる語句
擦
擦剥
擦付
擦傷
擦合
擦寄
擦過傷
擦抜
擦硝子
擦切
“擦違”のふりがなが多い著者
小栗風葉
泉鏡花
泉鏡太郎
小山清
島崎藤村
正宗白鳥
福沢諭吉
薄田泣菫
石川啄木
夏目漱石