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笹尾
ふりがな文庫
“笹尾”の読み方と例文
読み方
割合
ささお
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ささお
(逆引き)
「はッ、御用に御座りまするか」と徒歩女中には口を利かせず、直ぐ駕籠
後
(
あと
)
に立った老女
笹尾
(
ささお
)
が、結び草履の足下を小刻みに近寄った。
怪異黒姫おろし
(新字新仮名)
/
江見水蔭
(著)
用人の
笹尾
(
ささお
)
喜内老人が、やがて但馬守の
室
(
へや
)
へ這入って、しばらく、
密
(
ひそ
)
やかに話しこんでいた。喜内の
嗚咽
(
おえつ
)
が洩れた。老人は涙の顔を、懐紙につつんで退がって来た。
柳生月影抄
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
爺やとは老用人の
笹尾
(
ささお
)
喜内で、兄弟たちには、少しも恐いところのない好人物なのである。
柳生月影抄
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
笹尾(ささお)の例文をもっと
(2作品)
見る
笹
漢検準1級
部首:⽵
11画
尾
常用漢字
中学
部首:⼫
7画
“笹尾”で始まる語句
笹尾喜内
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吉川英治