“礫刑”の読み方と例文
読み方割合
はりつけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
士卒は、泣き叫んで、を合わせたがゆるさない。高手小手にいましめられて、大木のうえに、生き礫刑はりつけとされてしまった。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そうして子息藤十郎とうじゅうろう以下七人は、同年七月二十日、礫刑はりつけに処せられ、召使の者等も死罪やら遠流やら……
怪異黒姫おろし (新字新仮名) / 江見水蔭(著)
鈴ヶ森で礫刑はりつけになった、八百屋お七の激情に似たものを持っていなかったのです。