“諦悟”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ていご66.7%
あきらめ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私のつくりえ、男は汚れても女は汚れぬと、男はこう悟るが、中々女の諦めきれぬのをよく諦悟ていごさせた歌である。
傾城買虎之巻 (新字新仮名) / 直木三十五(著)
昭和七年の夏よりこのかた、世のありさまの変るにつれて、鐘の声もまたわたくしには明治の世にはおぼえた事のない響を伝えるようになった。それは忍辱にんにく諦悟ていごの道を説く静なささやきである。
鐘の声 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
そこへ高田城主の江戸詰と聞き、小さな復讐は放棄せよと、洞斎老人の意見ではあったなれど、いかにしても諦悟あきらめが着かなかった。
怪異黒姫おろし (新字新仮名) / 江見水蔭(著)