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諦視
ふりがな文庫
“諦視”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ていし
55.6%
なが
11.1%
ながめつめ
11.1%
まも
11.1%
みつ
11.1%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ていし
(逆引き)
既にして黒き物の其前に現るゝあり。
諦視
(
ていし
)
すれば、一葉の舟の、海底より湧き出でもしたらん如く、燃ゆる水の上を走り來るにぞありける。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
諦視(ていし)の例文をもっと
(5作品)
見る
なが
(逆引き)
鬢
(
びん
)
すこし白んで、悦ばしそうに貞之進を
諦視
(
なが
)
め、一旦思込んだ修行の
遣
(
や
)
り遂げるまでは、決して費用を
吝
(
おし
)
む所存はなく、そうかと云ってお前を危ぶむではないが
油地獄
(新字新仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
諦視(なが)の例文をもっと
(1作品)
見る
ながめつめ
(逆引き)
この時日は既に
万家
(
ばんか
)
の
棟
(
むね
)
に没しても、
尚
(
な
)
お
余残
(
なごり
)
の影を
留
(
とど
)
めて、西の半天を薄紅梅に
染
(
そめ
)
た。顧みて
東方
(
とうぼう
)
の半天を眺むれば、
淡々
(
あっさり
)
とあがった水色、
諦視
(
ながめつめ
)
たら
宵星
(
よいぼし
)
の一つ二つは
鑿
(
ほじ
)
り出せそうな
空合
(
そらあい
)
。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
諦視(ながめつめ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
まも
(逆引き)
とお
京
(
きやう
)
は
尺
(
ものさし
)
を
杖
(
つゑ
)
に
振返
(
ふりかへ
)
りて
吉三
(
きちざう
)
が
顏
(
かほ
)
を
諦視
(
まも
)
りぬ。
わかれ道
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
諦視(まも)の例文をもっと
(1作品)
見る
みつ
(逆引き)
その一人は羨ましさうに
他
(
ほか
)
の子の持つ二つの小さい薄荷水の罎を
諦視
(
みつ
)
めて居た。遂には彼はそれを要求するに至つた。そこで小さい爭が始まる。
海郷風物記
(旧字旧仮名)
/
木下杢太郎
(著)
諦視(みつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“諦視”の意味
《名詞》
じっとよく見ること。見極め。
(出典:Wiktionary)
諦
常用漢字
中学
部首:⾔
16画
視
常用漢字
小6
部首:⾒
11画
“諦”で始まる語句
諦
諦観
諦念
諦觀
諦悟
諦聴
諦感
諦貫
諦念主義
諦観真如乞食活
“諦視”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
斎藤緑雨
木下杢太郎
二葉亭四迷
樋口一葉
伊藤左千夫
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
幸田露伴
森鴎外